時間や場所、人の判断がつかなくなっていく見当識障害は、認知症の中核症状のひとつです。近所の良く知っている道で迷子になってしまったり、季節がわからず真夏にセーターを着て暖房を入れてしまったり、娘の顔を忘れてしまったり……介護する側からすると想像できないようなことが起こる場合もあります。そこで、見当識障害とはどのような症状なのか、また症状に対してどのように適切に対応するといいのかを解説していきます。
目次
・認知症による見当識障害とは
・見当識障害が起こる原因とは
・見当識障害の症状と進行について
・見当識障害が原因として考えられるトラブル
・見当識障害が起こった時の対応
・見当識障害のリハビリ方法
・まとめ