仙台市に住む丹野智文さんは、2013年に若年性認知症の診断を受け、現在は企業で働きながら、当事者の支援や認知症の啓発活動を行っています。2023年には、丹野さんの実体験をもとにした映画「オレンジ・ランプ」が公開されました。
認知症と診断されて10年。生活や仕事、そして社会が変化していくなかで、どんな経験をし、どんな思い抱いてきたのか。丹野さんの10年間の歩みに迫りました。
過去の丹野さんのインタビュー記事はこちら(~若年性認知症当事者 丹野智文さんインタビュー~ 「自分で決めて、自分で動く」ことが当事者や家族の笑顔に)
目次
・ふとした瞬間に、“確信”を持つことができない
・“認知症でもできる仕事”ではなく、“認知症だからできる仕事”がある
・当事者同士だからこそ、わかることがある
・認知症当事者の声が社会を変える