43歳のときに若年性アルツハイマー型認知症と診断された、さとうみきさん。認知症当事者が抱える不安や困っていること、日常生活での工夫などを社会に向けて発信しています。今回は、アルツハイマー月間に合わせて開催された、啓発セミナーの内容を前編・後編に分けてお届けします。
前編では、さとうさんのこれまでの歩みや活動、家族との暮らし、日常の様子をお話いただきました。
目次
・ドラマがきっかけで物忘れ外来を受診
・目に飛び込んでくるのは、ネガティブな情報ばかり
・引きこもり生活から社会との結びつきを求めて
・認知症当事者を孤立させないために
・「かわいそうだとは思わないでね」支えてくれた家族の存在
・失敗を笑いに変えて、毎日が宝探し