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認知症をサポートするSOMPO認知症サポートプログラム 認知症をサポートするSOMPO認知症サポートプログラム

SUPPORT PROGRAM

介護の現場から

知識不足が招く偏見や誤解の数々。
わかって欲しいのは認知症当事者の本当の姿

認知症をサポートするSOMPO認知症サポートプログラム
INTERVIEW
SOMPOケア株式会社
山下 祐佳里さん

地域包括ケア推進部・カスタムメイドケア部門所属。SOMPOケアが運営する介護施設の運営サポート業務に従事。

認知症当事者を追い詰める
周囲からの誤解と偏見

山田真由美さん認知症になると何もできなくなってしまうというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし、そうしたイメージの多くは誤解や偏見による誤った見方です。実際は認知症になってもできることはたくさんあり、不便になったことも周囲の手助けにより対応できるケースもあります。
認知症当事者の方と接するとき、できなくなったことや不便になった部分について「なぜできないのか」と責めたり、最初から「どうせできない」と否定する方が多くいます。その結果本人は人としての尊厳を奪われたと感じ、それが怒りや悲しみにつながって、大きな声で怒ったり手を上げる行為に至らせてしまうことがあります。認知症の方々も私たちと同じように自尊心があり、自己否定をされればショックを受けるし、怒りもこみ上げます。
もちろん、症状の進行によって多少能力が落ちる部分があるのは事実ですが、私たちと何も変わらない普通の人であることをまずはわかってもらいたいですね。

認知症当事者への偏見や誤解 理由もなく
怒ったり暴れたりする
認知症当事者への
偏見や誤解
認知症当事者への偏見や誤解 何もできない、わからないし、
感情も希薄

認知症当事者が
笑顔で暮らせる社会に

山田真由美さん一人ではむずかしいところに対して手助けを必要としています。理想の関係を例えると、一昔前のご近所付き合いでしょうか。「ビンのふたを開けて欲しい」というような、困ったときはお互い様、と気軽に助け合える社会。これが認知症当事者の方々にとって暮らしやすい社会だと思います。
そんな社会の実現のために、まずは認知症を〝自分ごと〟として捉えることが大切ではないでしょうか。自分が当事者になったとき、今の社会のままでは嫌な思いをする可能性があることがよくわかるはずです。また、人の問題だけでなく、公的介護保険制度の充実や介護施設の質の向上など、社会全体で整備すべき問題もたくさんあります。それらの問題解消に向け、社会の先頭に立ち取り組むことがSOMPOの使命だと私は考えています。

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