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認知症の基本を解説

~定義・原因疾患・症状~

認知症とはどんな状態のことを指し、どんな種類があり、
進行するとどのような症状があらわれるのか。
認知症と向き合う上で必要な基本の知識を解説します。

島田 裕之先生

国立研究開発法人国立長寿医療研究センター・予防老年学研究部長
島田 裕之先生

高齢者の認知症予防などを目指した健康増進に関する研究を行う。
専門はリハビリテーション医学、老年学。

認知症の定義

認知症とは記憶や思考などの認知機能が後天的な脳の障害によって持続的に低下し、日常生活や仕事に支障をきたすようになった状態のこと。このときに意識障害がないことも診断の要件となります。

認知症の脳の状態のイメージ
CASE1 脳萎縮イメージ

神経細胞が死滅し脳が萎縮

CASE2 細胞が死滅イメージ

血管が詰まったり破裂することで細胞の一部が死滅

加齢によるもの忘れとの違い

加齢に伴うもの忘れは体験の一部を忘れる(例:旅行に行ったことは覚えているが旅先の風景が思い出せない)のに対して、認知症のもの忘れは体験そのものを忘れてしまいます(例:旅行に行ったこと自体を覚えていない)。

加齢によるもの忘れとの違い

発症の原因となる疾患はさまざま。
代表的なものは
4種類

認知症には数多くの原因疾患や病態があり、原因によってあらわれやすい症状も異なります。最も多いのは「アルツハイマー型認知症」で認知症全体の約7割を占めます。次に多いのが脳血管障害が原因で起こる「血管性認知症」。この2つに「レビー小体型認知症」と「前頭側頭型認知症」を合わせて4大認知症と呼ばれています。

認知症の原因疾患の内訳
認知症の原因疾患の内訳

出典:厚生労働科学研究費補助金 認知症対策総合研究事業「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」(平成23年度?平成24年度 総合研究報告書)を基に作成

  • アルツハイマー型認知症

    アミロイドβやタウタンパクというたんぱく質が原因となって、脳の急激な萎縮が起こることで発症するといわれています。記憶障害が顕著にあらわれるのが特徴です。

  • 血管性認知症

    脳内の血管が詰まったり、出血したりすることで、脳細胞に酸素や栄養が行き渡らなくなると、脳細胞が破壊されて発症します。障害を受けた部位によって症状が異なります。

  • レビー小体型認知症

    「レビー小体」と呼ばれるαシヌクレインというたんぱく質の固まりが大脳皮質に沈着することで起こる認知症。妄想や幻覚、手の震えといった症状があらわれます。

  • 前頭側頭型認知症

    前頭葉と側頭葉の神経細胞が減少し、脳が萎縮することで引き起こされる認知症です。感情の抑制がきかなくなる精神症状や行動障害などの症状が特徴です。

認知症における「中核症状」
「行動・心理症状(BPSD)」

中核症状

記憶や見当識、実行機能、言語、判断などの認知機能の低下から起こる問題。

記憶障害
<記憶障害>

新しい出来事が覚えられなくなったり、過去の記憶を失ってしまいます。アルツハイマー型では体験自体を忘れてしまう“エピソード記憶”、前頭側頭型では言葉や物の意味を忘れる“意味記憶”の障害が中心となってあらわれます。

  • 見当識障害
    <見当識障害>

    時間や場所、人との関係性の判断がつかなくなります。

  • 実行機能障害
    <実行機能障害>

    物事を段取りよく進めることができなくなります。

  • 理解力・判断力の低下
    <理解力・判断力の低下>

    考えるスピードが遅くなります。

  • 失語・失認識・失行
    <失語・失認識・失行>

    言語の理解や物の知覚、目的に沿った行動が困難に。

行動・心理症状(BPSD)
(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)

中核症状に伴ってあらわれる精神・行動面における症状のこと。
身体疾患、生活環境、心理状態(うつ状態)などの影響で起こるといわれています。

  • <妄想>
    妄想
  • <行方不明>
    徘徊
  • <暴力・暴言>
    暴力・暴言
  • <不安・抑うつ>
    不安・抑うつ
  • <幻覚・錯覚>
    幻覚・錯覚

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