認知症の治療は、症状の進行をできるだけ緩やかにして、本人が少しでも長くその人らしく暮らせるようにすること、またご家族の介護負担を軽減することを目的に行われます。
治療法には、薬物療法と、薬は使わずリハビリテーションなどを中心とした非薬物療法があります。今回は、薬物療法について紹介します。
目次
・認知症と薬の関係
・抗認知症薬(中核症状の薬)の種類と特長
・行動・心理症状(BPSD)の薬の種類
・認知症の薬の副作用
・薬を飲む際の注意点
・認知症の治療は早期発見がポイント
・研究開発が進む認知症の薬
・まとめ