認知症は、私たちにとって身近なものであり、誰もが当事者になる可能性があります。認知症になることで、ネガティブな気持ちになることもありますが、その後の出会いや新たな経験によって、自らの道を切り開いている方がたくさんいらっしゃいます。
今回、ご登場いただくさとうみきさんは、2019年に若年性認知症と診断を受けました。診断当初は落ち込む日々が続いていたそうですが、その後、さまざまな人との出会いにより、自身の活動が拡がっていったようです。さとうみきさんに、認知症になってからの気持ちの変化、生活の変化、活動の変化を語っていただきました。
(公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、本人の体験談記事「私らしく仲間とともに」からご紹介。)
目次
・絶望的な日々から、 前に向ける人との出会い
・ピアサポート、本の出版など拡がる出会い
・家族や仲間とのホッとする時間
・「いまを生きる」 ~人生は続いている