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2021.05.30

【体験談】高齢の父と若年性認知症の夫と介護者の私

公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、家族介護者の体験談記事「支部だよりにみる介護体験 北から南から」をご紹介します。今回登場するAさん(62歳)のお父様は、93歳で要介護1。ご主人は47歳で若年性認知症を発症し、現在66歳で要介護5。家族二人の介護を一人で担う苦労と、介護と自分の時間の両立ができるのか?についてのお話です。


父が退院し我が家へ帰宅、いっぽう夫は再び入院へ

父は、93歳で要介護1です。2019年11月に腰椎圧迫骨折で入院しました。

老人保健施設に入所し、2020年10月末に施設内で転倒して左大腿骨粉砕骨折で手術をしました。その後リハビリ専門病院に転院し2021年1月末に約15ヶ月ぶりに手押し車で歩けるようになり我が家に帰ってきました。


夫は、47歳の時に若年性認知症を発症し、現在66歳で要介護5です。父が入院していた間に夫は、3回入退院を繰り返しました。夫の介護は、父のようにはいきません。入院をした時は、本当に心配でしたが病院を信頼するしかないと思いました。10数年前から夫のことを知っている看護師さんが居られて、その方がいるというだけで「大丈夫」と自分に言い聞かせていました。当時、父と夫が入院している病院を行ったり来たりすることは体力的にも精神的にも少々きつかったです。最近また夫が入院しました。入院期間は、約1ヶ月で、退院後は一週間程看護小規模多機能ホームで様子をみてもらう予定です。



二人の介護と自分の時間を両立できるのか?

父は年齢相応の物忘れはあるので私はとてもイライラします。でも「ご飯が美味しい」と言ったり、寝る前には「ありがとう」と言ってくれることが有難いことと思うようにしています。


介護をする時間は、入院前に比べて格段に増えましたが、夫の介護経験が役立つ場面も多々あり経験や知識は大事だと再確認しています。さらに、退院前に看護師さんが足の 褥瘡 じょくそう  (床ずれ)の手当ての仕方やその動画も撮ることで、毎日の手当てへの抵抗感が激減しました。


リハビリ専門病院では、先生からのお話がある時いつも父に関わってくださっている、いろいろな職種の方々と一緒に話を聞きました。先生のお話で父や家族の思いをチームで共有していることを強く感じました。ご近所さんから「お父さん帰ってきたの?」などと声をかけていただけることも、見守ってもらっているのだと思えて「また、声を掛けてくださいね」と自然に言えます。夫が退院をして我が家に帰ってきたら、痰の吸引や 胃瘻 いろう の管理も再開します。


また夜勤をするような生活が始まると思いますが、様々な方たちの力を借りてやってみようと思います。私は父の介護に慣れるため、習い事をお休みしていますがまた始めようと思います。自分の時間も大事ですから。私がパンクしないために、ケアマネジャーと一緒にこれからのことを考えています。正直に言って、私は本当に夫と父の介護ができるかどうか不安で一杯です。でも、チャレンジしてみます。なぜなら、これからもずっと三人で暮らしていきたいから。

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