高齢者の方と食事をする際、むせたり、せき込む場面が度々に見られることがあります。健康的な状態であれば、食べ物が食道に入っても排出する機能が働きますが、介護が必要な状態や病気・疾患を抱えている状態で、飲み込む力が低下したまま放置してしまうと様々なリスクを伴います。
そんなとき、健康状態が回復するまで口を介さずに必要な栄養を摂取する「胃ろう」を行う場合があります。この記事では、胃ろうとはどのようなものか、メリットとデメリット、また手術などにかかる費用や日常のケアなどについて分かりやすく説明します。
目次
・胃ろう(PEG)とは?
・胃ろうのメリット4点
・胃ろうのデメリット4点
・胃ろうのカテーテルの種類とそれぞれのメリット・デメリット
・胃ろうにかかる費用はどれくらい?
・胃ろう造設後に必要な日常のケア
・胃ろうの方の介護方法は?
・まとめ