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2021.03.26

【本人登場】みんなを頼りにしています

公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、本人の体験談記事「私らしく仲間とともに」をご紹介します。直江さんは、50歳頃から電卓がうまく使えなくなるなどの症状がみられ、52歳で若年性アルツハイマー型認知症の診断を受

けましたが、家族、友だちを頼りに穏やかな毎日を過ごしています。熊本県若年性認知症支援コーディネーターの空閑(くが)さんの取材による、直江さんの体験談です。



52歳で診断を受け、3世代同居から核家族へ

私は、土木の仕事をしていました。職場では電卓での計算や、パソコンでの書類作成が難しくなり、資材をお店からもらってくることを忘れたりして、同僚がカバーしてくれていました。車の運転もできなくなり、同僚が送迎もしてくれました。

熊本大学の認知症疾患医療センターを受診し、52歳で若年性アルツハイマー型認知症の診断を受けました。でも「認知症って何?わからん!」と言ったら、妻は私のこれまでのいろんな例をあげて説明してくれ、少し分かったように思います。傷病手当金を受けたあと、退職しました。

診断を受けて1年後、家族や主治医との話し合いの結果、私と妻のストレスを減らすために両親との同居をやめて、私たち夫婦と娘の3人で新生活を始めました。



ボランティア感覚で通所施設へ、家では家事も

週3回は認知症対応型デイサービスを利用しています。私はボランティアに行っている感覚で、「できることは何でもさせてください」と伝えています。施設ではとても良くして頂いて、楽しみにしています。デイサービスがない日は、妻が仕事をしているので、昼食は妻の手作り弁当を食べて、弁当箱を洗っておきます。午後は近くの緑地公園に行き周囲を5

周します。夕方には洗濯物を取り込んで、全てたたんでおきます。妻は「ありがとう、助かる」と言ってくれます。



家族、友だちを頼りに これからもよろしく

私は妻と4人の子どもや友だちに支えられています。去年の2月、次男の結婚披露宴最後の親の挨拶を、長男が私の代わりにしっかりと果たしてくれ、感動しました。同居の娘は、夫婦間のクッションになって、穏やかに生活できています。この状態が1日でも長く続いてもらいたいです。

また、友だちが飲み会に誘ってくれます。友だちは私ができないこと、物忘れがあることを理解してくれています。時々、「何にも悪いこつはしとらんとに、何でこんな病気になったっだろうか」と思うことがありますが、これからもみんなを頼りにしていきます。よろしくお願いします。



※この記事は『ぽ~れぽ~れ』(発行元:公益社団法人 認知症の人と家族の会)2021年3月号より抜粋したものです。

公益社団法人 認知症の人と家族の会 ホームページはこちら

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