「食事中にむせるのが辛い」「家族がよく咳込むようになった」と悩んだことはありませんか?
もしかすると、そういった症状は飲み込む力(嚥下(えんげ)機能)が低下したことによる「誤嚥」(ごえん)の症状が現れているのかもしれません。
誤嚥とは、唾液や食べ物が喉頭や気管に入り込んでしまった状態です。通常であれば、食べ物が食道に入っても、排出する機能が働きますが、飲み込む力が低下したまま放置してしまうと、誤嚥性肺炎の発症など命に関わるリスクがあります。
この記事では、具体的な誤嚥の症状や誤嚥が招くリスク、対処法、予防方法を説明していきます。食事で咳き込みやむせる回数が多いと感じる方は、本記事で紹介する予防トレーニングなどを参考にして取り入れてみてはいかがでしょうか。
目次
・誤嚥とはどのような状態?
・誤嚥を招く原因とは
・誤嚥した際に見られる症状や特徴
・誤嚥した場合の対処方法
・誤嚥はなぜ危険?誤嚥が招く重篤なリスクとは
・誤嚥を予防するために日々気を付けたいこと
・嚥下機能の検査方法
・まとめ