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2022.08.27

ケアスタッフより、家族介護者の方へメッセージ~第二回~

いつも頑張っている家族介護者の方々へ向け、笑顔倶楽部からの応援メッセージとして、連載コラムをスタートしました。日々介護をするなかで、疑問に感じたり、迷ったり、他の人はどうしているの? と気になる事がたくさんあると思います。ここでは、経験豊富なSOMPOケアのスタッフが今まで担当したご家族のお話や、介護に関するエピソードをご紹介します。同じ症状でも、家族によって悩みや対応は様々。介護に正解はありません。少しでもヒントになれたら幸いです。今回も、先月に引き続き、SOMPOケア 東京推進部 本郷さんにお話しを伺いました。



今回、私がご紹介するのは、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返している100歳を過ぎたお父さまと、同居している60歳代の息子さんご夫婦。息子さんは奥さんの前で「父の介護は全て僕がする!」と宣言しました。張り切るご主人と、心配ながらもご主人の意見を尊重し見守ることに徹した奥さん。そんなご夫婦のお話です。


執筆者画像
SOMPOケア 東京推進部 東京新規事業課 本郷 公子さん
穏やかな口調と優しい雰囲気の本郷さん。介護現場での経験も長いためとても頼りになります。現在はケアマネジャーとしては現場から離れていますが、長年の経験を活かし、居宅介護支援事業所運営支援やシニア住宅相談事業の業務を担当されております。

全部僕がする

息子さんは宣言通り、お父さまが朝起きてから寝るまでの介護は、全て中心となってされていました。ただ、全てを担うなかでも上手にメリハリをつけていて、介護に関する様々な便利なグッズを活用されていました。例えば、お食事に関しては、誤嚥を防ぐためにペースト状にする必要があったのですが、食事のすべてをペースト状にするのはなかなか難しいため、そこは無理をせず、レトルトを使われていました。「食事をペースト状にしたり、料理に関することは妻の方が得意だけど、それを任せたら負担になるからね。お金はかかるけど、妻に負担をかけないためにも、レトルトでいいんだ」といって、市販品を上手に利用されていました。たまに奥さんが口を出すことはありましたけど、そんな夫の意志を受け止め、見守る事に徹していました。


息子さんが介護をされていたのは随分前なのですが、その当時は今ほど高齢者向けの市販のレトルト食品はなく、私達でも探すのが大変だったのを覚えています。私も情報収集をして、「〇〇のスーパーで売っていましたよ」とお伝えし、試供品などお持ちしたこともあります。そんな中でも息子さんは、食事のメニューやジャンルが重ならないようにと、毎食色々考えながら、お食事の準備をされていました。私が訪問するときは、息子さんがお父さんの食事介助をされていることが多かったのですが、いつも楽しそうに、お二人ともニコニコされていました。そんな楽しそうなお二人の様子を遠くで見守りながら、「頑張ってますよね」と奥さんはいつも褒めていました。



他の男性介護者さんたちと話してみたい

息子さんは常に前向きで、「お父さんが元気で、長生きしてくれるのが嬉しいんです」と楽しそうに介護をされていましたが、「他の男性介護者さんたちと話してみたいけど、知り合う機会がない」と言われたことがありました。そこで他の居宅介護支援サービスをしている事業所にも声をかけて、「介護技術を学べる会」というような題目で、男性同士でお話ができる場を作ったことがあります。そこで息子さんは、他の介護者さんたちに、日頃お父さんにされている介護を誇らしげに話したり、介護方法をお互いに教え合ったりされていました。他の介護者さんからも頼りにされている息子さんはとても嬉しそうでした。




明日も笑顔になれますように。第一回「最期までやりとげたい」

奥さん(Aさん)はリウマチで介護認定を受けましたが、リウマチだけでなく、その他の病気で手術を繰り返し、骨折も多かったため寝たきりになってしまいました。介護者であるご主人さんは「自分が倒れる寸前までは頑張りたい」24時間付きっきりの介護でしたが、いつも明るく、周囲に感謝をしながら奥さんの看取りをされたお話です。


ケアマネジャーからのアドバイス

息子さんは、できる事は自分でして、できない事や苦手な事はレトルト食品など便利な代用品を上手に利用するなど、自身の介護負担ストレスを減らすようにされていたと思います。また、介助方法がわからない、不安、というときはすぐに私に相談していただけたので、相談を受けた私は、ヘルパーさんや他のケアスタッフに連携を取り解決していました。具体的なエピソードとして紹介した「他の男性介護者と知り合う機会がない」など、ちょっとした困りごとも、内容によってはお力添えできる可能性があります。介護に困ったときはもちろんですが、ちょっとした日々の愚痴なども誰かに話すことで心がすっきりし、解決することもあるかと思います。一人で溜め込まず上手に吐き出すことはストレス軽減になり、在宅介護を長く続けられるコツでもあります。



取材・文/下村涼子(SOMPO笑顔俱楽部)

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