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2021.01.29

介護初心者の悩みに応える "つどい“は知恵の宝庫

公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、介護初心者の悩みに応える記事「”つどい“は知恵の宝庫」をご紹介します。今回の内容は、グループホームに入居している友人の、異性との交流について。友人の身元引受人である相談者へ、介護職員など5名がアドバイスをします。


グルームホーム内での異性との交流問題、友人としてできることは?

50歳代で身寄りのない友人は、グループホームに入居して1年になりますが、まだ周囲に馴染めず、部屋にこもりがちのようです。先日、施設職員から連絡があり、夜間、入居女性と関係を持ってしまった、それも今回が初めてではないと言われました。身元引受人である私から本人に注意をしてほしいとのことでした。後日、本人と会いましたが、覚えていない様子で、相手の女性にも会いましたが、以前と変わりありませんでした。施設で対応してほしいと頼みましたが、その後連絡はありません。友人に対して、私はどうしたらいいのでしょうか。                    (相談者:50歳代・友人)


認知症本人からのアドバイス:お友だちの気持ちを聞いてみましょう

私だったら、友だちには味方になってほしいです。お友だちも、その女性への思いや馴染めないホームでの心細さとか、気持ちをじっくり聞いてほしいと思っているのではないでしょうか。身元を引き受けられたわけですから、とにかく信頼して、お友だちの思いを聞くところから始めてほしいと思います。


介護家族からのアドバイス:女性の家族の考えを聞いてみましょう

本人たちの意思や人権に関わる、デリケートな問題ですね。そうは言っても、相手女性にはご家族がいるでしょうから、その方たちの考えも聞いてみないと、本人たちの意思を尊重すればいいとも言いにくいですね。本人たち、施設、家族の共通理解がないと、なかなか難しいのではないですか。


若年性認知症支援コーディネーターからのアドバイス:退去もやむを得ないかもしれません

主治医に相談してみましょう。病態的に抑制が難しいようなら、入院などの判断が出るかもしれませんね。女性の部屋に鍵をかけるなどの方法もあるかもしれませんが、施設職員が24時間目を離さないでいることも難しいので、対応しきれない場合、退居になるかもしれませんね。


世話人からのアドバイス:見守ってもらいましょう

施設に入居してから仲良くなって、 ひとつのベッドに一緒に寝ていたということは、たくさんではありませんが聞いたことがあります。両家の納得の上で、部屋の行き来は自由にしてもらい、なりゆきにまかせてくれている施設もあります。見守っているうちに自然消滅していくこともあり、周りの入居者はそれほど気にしてなかったようです。他者に迷惑をかけない範囲内なら見守ってもらってはいかがですか。


施設職員からのアドバイス:話し合いの機会を持ってもらいましょう

相手の女性の方がもし嫌がっているのなら、お友だちには近づかないはずです。女性がどう思っているのか、しばらく様子をみてもらいましょう。ふたりの気持ちやケアする施設職員の気持ち、施設の環境等を含めてじっくり話し合う機会を持ってもらい、それから対応を考えればよいのではないでしょうか。1年しても周囲と馴染めないお友だちへの対応も、もっと考えてほしいですね。


※この記事は『ぽ~れぽ~れ』(発行元:公益社団法人 認知症の人と家族の会)2021年1月号より抜粋したものです。


公益社団法人 認知症の人と家族の会 ホームページはこちら

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