公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、本人の体験談記事「私らしく仲間とともに」をご紹介します。診断された時は「何も解らなくなる」のかと恐ろしく、不安な日々を過ごしていましたが、今は家族を始め、多くの認知症仲間と楽しい時を過ごしている、伊藤さんの体験談です。
伊藤さんは、2017年に京都で開催されたアルツハイマーデー記念講演会にも登壇されまし た。2019年には、厚生労働省の老健事業調査研究委員として、本人の立場から発言してこられました。伊藤さんからいただいた原稿をそのまま紹介します。