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スマホをもった二人の写真
2024.05.17

【認知症当事者 本人の声 vol.14】認知症になっても人生はまだまだ続いていく

認知症になると、何ができて、何ができるのか?このような疑問を抱く方は多いと思います。今回登場いただく肥沼さんは塾の講師をしていた時に若年性アルツハイマー型認知症診断されました。認知症と向き合いながら、肥沼さん新しい挑戦をご本人の言葉で書いていただきました。


目次
・きっかけは子どもたちからのクレーム
・仕事を辞め、病院巡りの日々
・「まちかどピクチャーズ」との出会い
・人生はまだまだ続いていく

執筆者画像
肥沼 真一さん
中学受験専門塾で算数講師をしている時に、61歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断されました。その後、「認定 NPO 法人市民セクターよこはま」認知症カフェ動画プロジェクトの一員として、認知症カフェを取材し、ネットで広く伝える「まちかどピクチャーズ」のレポーターとして活躍しています。

きっかけは子どもたちからのクレーム

講師として、試験に合格することは勿論ですが、ワンランク上の問題が解けた時の子供達の輝くような笑顔は私の力の源でした。保護者との関係も良好で、十分充実した人生を送っており、とても気に入った仕事でした。

ある日、子ども達から 「先生、授業のスピードが遅い!」とクレームがありました。これは普通自分では気付かないものです。只事ではないと感じ、直ぐに病院に向かい CTを撮った所、一部が真っ白。既に脳が 11%も収縮してしまっていました。診断は若年性アルツハイマー型認知症でした。

言葉も出て来ない。文字も書けない。授業にならない。こうして唐突に私の講師としての人生は終わりを迎えたのです。当時61 歳でした。

仕事を辞め、病院巡りの日々

そんな中、地域ケアプラザの認知症カフェに参加する機会がありました。そこで「認知症の人と家族の会」の方たちと出会い、「家族の会」を知りました。

そして数あるつどいの一つ「本人のつどい やまゆりの会」へお試しで参加することになりました。はじめは音楽の集い。お試しのつもりでしたが、即日に入会を決めました。2回目の集まりは何と一泊温泉旅行でした。本当に楽しく、忘れられない思い出になりました。

「まちかどピクチャーズ 」との出会い

ある日、会の世話人の方から「NPO 法人のプロジェクトに参加してみませんか?」と電話をいただきました。これが私と「まちかどピクチャーズ」との出会いです。

認知症の当人がレポーターとなってサポーターがカメラマン。二人一組で認知症カフェの取材をして、それを YouTube *で流す。認知症カフェの存在を知ってもらい、雰囲気を知ってもらう。話を聞いて即座に「やりたい!」と思い、即断しました。そうして今、私は楽しんでレポーターをやっています。


*まちかどピクチャーズ「琥珀カフェ」のYouTubeチャンネルはこちら(外部サイトへ遷移します。)

人生はまだまだ続いていく

認知症になって出来なくなったことが沢山あります。でも全部出来なくなった訳ではありません。そして代わりに出来ることはまだまだ沢山あるのです。「力むな」・「焦るな」・「諦めるな」ゆっくりと進めば良いのです。人生はまだまだ続いていくのですから。



※この記事は『ぽ~れぽ~れ』(発行元:公益社団法人 認知症の人と家族の会)2024年5月より抜粋・一部修正したものです。公益社団法人 認知症の人と家族の会ホームページはこちら


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