認知症に限らず、病気は早期発見と治療が大切とよく耳にします。とはいえ、MCIの診断を受けた後、なるべく今の状態が維持できるように気を付けようと前向きに考える方と、数年後には確実に認知症になって寝たきりになるんだと落ち込む方もいらっしゃるでしょう。
今回、ご登場いただく宮脇さんは、2018年の秋頃若年性認知症と診断を受けました。診断当初は認知症は高齢者の方の病気と思っていたため、悔しい思い落ち込みましたが、早い段階で支援者と出会い、認知症を受け入れる事ができたと話される宮脇さん。診断直後から今の思いを話していただきました。
(公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、本人の体験談記事「私らしく仲間とともに」からご紹介。)
目次
・診断を受け、悔しい思いに
・早期に“繋がり”、病気を受け入れて、前へ
・病気をプラスに考えて、社会活動に参加
・同じ悩みを持つ人の力になりたい!