MCIの診断を受けた後、なるべく今の状態が維持できるように気を付けようと前向きに考える方と、数年後には確実に認知症になって寝たきりになるんだと落ち込む方もいらっしゃるでしょう。
今回、ご登場いただく ただおさんは、62歳の時に鬱とMCIの診断を受けました。MCIの診断を受け10年後には寝たきりになるのかと絶望しましたが、2022年には ちばオレンジ大使に拝命されました。そんなただおさんの、発症当時のことや現在の活動についてのお話をお届けします。
(公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、本人の体験談記事「私らしく仲間とともに」からご紹介。)
目次
・鬱の症状の中、退職を決める
・東京マラソン、サイクリングなど妻と一緒に身体を動かす
・若年性認知症サロン『あしたば』で、アートにも挑戦
・ちばオレンジ大使を拝命、各地で講演活動