2020年、番組内で認知症(レビー⼩体型認知症とアルツハイマー型認知症の合併症)であることを公表した蛭子能収さん。現在も少しずつ症状が進行していますが、本人の希望から、漫画連載や絵の仕事などを続けています。
そんな蛭子さんを支えるのは、19年間マネージャーを担当している森永真志さんです。休日も一緒に過ごすほど仲が良く、今も漫才コンビのように息ぴったりな2人。
認知症と共に生きる、2人の関係性に迫ってみました。
蛭子能収さん
漫画家・俳優
1947年(昭和22年)10月21日生まれ。長崎県出身。看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て、1973年、漫画家としてデビュー。1986年劇団東京乾電池公演「台所の灯」に参加し、芸能活動を開始。2020年認知症を公表。2023年9月には絵画の個展を行う。
森永真志さん
2004年より蛭子能収さんのマネージャーを務める。認知症の父の介護経験を活かし、蛭子さんの仕事をサポートしている。
目次
・「競艇で勝ったあの日、蛭子さんがごはんを奢ってくれた」
・認知症になっても働き続ける蛭子さん
・認知症だった父の介護経験を活かして
・認知症になった蛭子さんの心の中
・「僕にとって、森永さんは“普通の人”」