認知症は、将来、誰もがなってしまう可能性があります。しかし、いざ、自分自身に認知症の疑いがあると、「まさか自分が……」と受け入れることは難しくなります。
今回、ご登場いただく田中さんは、50歳の時若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けました。当初は、状況を受け入れられず、うつ病にもなったそうですが、現在は長崎県の希望大使にも任命され、啓発活動にも取り組んでいます。そんな田中さんの、発症当時のことや現在の活動についてのお話をお届けします。
(公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、本人の体験談記事「私らしく仲間とともに」をご紹介します。)
目次
・不安な中、受診~診断を受けてうつ病に
・子どもたちのことを思い、ポジティブに
・県下各所で講演活動~ G7で意見発表も