日本における認知症患者数は年々増加しており、高齢者の5人に1人は認知症になるといわれています。このような状況の中、日刊工業新聞社では書籍『認知症家族に寄り添う 介護しやすい家づくり みんなが心地よく過ごせる間取りとリフォームのヒント』を発売しました。
日本における認知症患者数は年々増加しており、高齢者の5人に1人は認知症になるといわれています。このような状況の中、日刊工業新聞社では書籍『認知症家族に寄り添う 介護しやすい家づくり みんなが心地よく過ごせる間取りとリフォームのヒント』を発売しました。
一般的に、高齢になると住み慣れた家でも不便を感じることが増えますが、さらに認知症の症状によっては記憶や判断に影響が出るため、住環境の工夫をしなければ今までと同じように暮らすことが難しくなる場合があります。しかし、認知症の方に対する住環境の正解はなく、間取りを大きく変えることで症状が悪化するなど、負に働く場合もあるのが難しいところです。その一方で、備えや工夫を何もしないことで認知症の進行につながったり、安全に問題が生じたり、介護の負担が大きくなることもあります。
そこで『認知症家族に寄り添う 介護しやすい家づくり』では、認知症の方にとって快適と安全につながり、ご家族にとっては介護負担を減らせるよう、介護経験者、介護のプロ、建築やインテリアのプロが住環境のヒントを提案しています。
■「介護のプロ」と「建築やインテリアのプロ」が快適な住環境のヒントを紹介
住環境の正解はないので、環境の変化が悪いほうへ働く可能性もゼロではありません。そこでプロのアドバイスをもとに、認知症の方にも、そのご家族にとっても快適となる住環境のポイントを紹介します。
■介護の体験を通して感じた住環境のヒントを紹介
筆者自身が「あって良かった」と感じた住環境の工夫に加え、ケアマネジャー、ホームヘルパーなどの専門家や、介護経験者の話を多く盛り込み、多くの人が感じる疑問とそのヒントをまとめています。
■イラスト満載で、気になる箇所から読める構成
間取りだけでなく玄関、キッチン、トイレ、ドアなど、部屋や部位ごとの構成になっているため、気になる項目から読み始められます。
【編著者】
●堀越 智(ほりこし さとし)
上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授
【著者】
●山崎 努(やまざき つとむ)
積水ハウス(株)設計課 課長、一級建築士・インテリアプランナー・チーフアーキテクト
●川野 美智子(かわの みちこ)
積水ハウス(株)設計課 主任、インテリアコーディネーター、色彩検定協会認定色彩講師、福祉住環境コーディネーター2級、一級色彩コーディネーター
●壁 恵一(かべ けいいち)
おだい介護サービス(有)介護福祉士、介護支援専門員、介護福祉専門学校元非常勤講師、認知症ケア専門士、福祉住環境コーディネーター2級
■『認知症家族に寄り添う 介護しやすい家づくり みんなが心地よく過ごせる間取りとリフォームのヒント』
定価:2,200円(税込)
発行:日刊工業新聞社
書籍のご購入はこちらから
https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003618?20211223
https://www.amazon.co.jp/dp/4526081752
楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう
あたまの元気度チェックへ身長や体重・運動習慣等を入力するだけで、将来の認知機能低下リスクをスコア化できます。
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