認知症は今も根治的な治療がなく、しばしば10年単位の経過をたどり、段階的に能力や機能が失われていく場合があります。認知症の診断を受けるということは、この事実に直面することを意味しており、認知症とともに生きる人がどうしたら希望を持ち続けられるか、世界的にケアのあり方が模索されています。さらに昨今では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まり、認知症ケアに新たな課題をもたらしています。
認知症は今も根治的な治療がなく、しばしば10年単位の経過をたどり、段階的に能力や機能が失われていく場合があります。認知症の診断を受けるということは、この事実に直面することを意味しており、認知症とともに生きる人がどうしたら希望を持ち続けられるか、世界的にケアのあり方が模索されています。さらに昨今では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まり、認知症ケアに新たな課題をもたらしています。
東京都医学総合研究所では、一般の方向け講演会として2022年2月25日に都民講座「認知症とともに生きる人の希望を支えるケア:心理社会的アプローチと家族支援」を開催します。認知症診断直後からの支援の世界的な潮流を紹介するとともに、東京都と都医学研が共同開発している科学的介護を推進するプログラム、そのコロナ以後の変遷について講演を行います。今回の講座はハイブリッド形式(会場+オンライン配信)にて開催されるので、遠方の方もオンラインで参加可能です。認知症への理解を深めたい方、少しでも興味のある方はぜひ参加してみてください。
■演題:「認知症とともに生きる人の希望を支えるケア:心理社会的アプローチと家族支援」
■講師:中西三春先生(東北大学医学部・医学系研究科 精神看護学分野 准教授)
■開催日時:2022年2月25日(金)14:30~16:00
■開催方法:会場とWeb会議システム「Zoom」によるハイブリッド開催
■参加定員:540名(都医学研講堂40名、オンライン500名 事前申込、先着順、無料)
■申込方法
【会場で聴講する方】
往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。
申込先の詳細はホームページをご覧ください。
https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2021/tomin08.html
※マスク着用、手洗い、アルコール消毒、咳エチケットの徹底へのご協力をお願いします。
※入場時に、サーマルカメラによる検温および手指消毒へのご協力をお願いします。37.5℃以上の発熱が確認された場合、ご聴講をお断りさせていただきます。
【オンライン視聴の方】
ホームページ(https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2021/tomin08.html)の登録フォームよりお申し込みください。
■申込締切
2022年2月21日(月)(往復はがき:必着、メール:必着)
■講師略歴
2000年:東京大学医学部健康科学・看護学科 卒業
2005年:東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻 博士課程 修了
2005~2006年:国立精神・神経センター精神保健研究所社会精神保健部 リサーチ・レジデント
2006~2014年:財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会医療経済研究機構研究部 研究員(2009年~主任研究員)
2014~2021年:公益財団法人東京都医学総合研究所 心の健康プロジェクト 主任研究員(2015年~主席研究員)
2021年~:現職
■お問い合わせ
東京都医学総合研究所事務局 研究推進課 普及広報係
TEL:03-5316-3109(平日 午前9時〜午後5時)
E-mail:tomin@igakuken.or.jp
楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう
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