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2021.12.08

『32歳。いきなり介護がやってきた。』人気文筆家・あまのさくやさんのエッセイが書籍化

「ときに人生には、自分の意図とは関係なしに困難が降りかかることがあります。24歳のとき、父と2人で向かったニューヨーク旅行。なんだか父の様子がおかしい……。父は若年性アルツハイマー型認知症だったのです」


徐々に変わっていく父と、取り巻く家族の困惑。そんな中、今度は母へのがん宣告。誰もが直面する可能性のある、親の介護と死を透徹した目で見つめるイラストエッセイが発売されました。



著者のあまのさくやさんは1985年カリフォルニア州生まれ、東京育ち。青山学院大学卒業後、会社員を経て絵はんこ作家に。その後エッセイスト、チェコ親善アンバサダーとしても活動の場を広げます。そして2019年、認知症の父・がんの母との日常をつづったnote『時をかける父と、母と』で幻冬舎×テレビ東京×noteコミックエッセイ大賞の準グランプリを受賞。このnoteに加筆修正、書き下ろしを加えて構成し、書籍化したのが『32歳。いきなり介護がやってきた。』です。


■著者・あまのさくやさんのコメント

「このエッセイを書き始めたのは、自分自身に数々の不運が重なった32歳の頃。婚約破棄と、母のがん発覚、若年性認知症の父の介護も待ち受けていていました。厄のポーカーなら、もはやロイヤルストレートフラッシュ。

父と二人で海外旅行に行くほど仲が良かった娘の私も、病気によって変わっていく父に、いつしかつらくあたってしまうようになりました。これ以上、父のことを嫌いになりたくないのに……。

そんな自分がいやでしょうがなかったとき、悩みを吐露できる場所を探すように、自分だけが見る場所に日記を書き始めたのがはじまりです。この日記が、ここまで広く届くとは思ってもみませんでした。

家族の健康を揺るがす出来事は、いつだって突然に起こりうる。平和な家庭にぬくぬく育った30代独身フリーランスの私が、その時々で迷いながらも判断して進んできた道のりが、少しでも誰かの救いになれたなら嬉しいです」



■書籍についてつづったnote

https://note.com/sukimajikan/n/n48dc8b111c5b

■コミックエッセイ大賞準グランプリを受賞したnote

https://note.com/sukimajikan/n/n986be9c72dae


■『32歳。いきなり介護がやってきた。』

著者:あまのさくや

発行:佼成出版社

定価:1,430円

書籍購入はこちらから(amazonサイト)

https://www.amazon.co.jp/dp/4333028582/


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