日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究(※)によると、日本の65歳以上の人口は3617万人で、人口の28.7%と過去最高を更新しています。このような状況の中、KAERU株式会社では認知症当事者やその家族、専門職など150名以上に調査を行いました。その結果、認知症・軽度認知障害と診断を受けた方の39%は「買い物に行かない・行けない」と回答していることが判明。理由として4割以上の方は、短期記憶の欠損や現金管理能力の低下に起因するものを挙げていました。
※平成26年度「厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事業」調べ(平成26年度 総括・分担研究報告書)