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会話をする高齢者のイメージ画像
2021.08.30

【神戸市】コロナ禍で外出の機会が減少し、高齢者のフレイルが進行していることが判明

新型コロナウイルス感染症の流行により、高齢者の外出の機会が減っています。神戸市では、市内の後期高齢者数(75歳以上)が多い3つの地域を対象に、2019年度(コロナ前)と2020年度(コロナ後)にそれぞれアンケート調査を実施(※)。両年のデータを比較し、どのような影響があるか分析しました。


※2019年度は令和2年1月~2月の期間、1,543名に調査を実施。2020年度は令和3年2月~3月の期間、1,722名に調査を実施。データ比較は一般社団法人日本老年学的評価研究機構(JAGES)に委託。



分析の結果、運動機能が下がった人が2%ポイント増、気分が沈んでいる傾向の人が約4%ポイント増えるなど、フレイルの進行が確認されました(図1)。一方、新型コロナウイルス感染症流行前後も継続して社会参加(趣味、スポーツ、ボランティアなどに月1回以上参加)していた人や、コロナ流行後に新たに社会参加を始めた人は、社会参加をしていない人と比べ、フレイルの割合が低いことが分かりました(図2)。

運動の機会が下がった人の割合や、うつ傾向のある人の割合が増えたことを表すグラフ

フレイルは、年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、健康と要介護の間の虚弱な状態を指します。しかし、フレイルであることに早めに気づき、対策の3つの柱である「社会参加(つどいの場への参加、電話やメールでの交流)」「身体活動」「栄養(食・口腔)」に取り組めば、元の状態に戻ることも可能です。とくに社会参加はとても重要で、「フレイルの入り口は社会参加の機会の減少」とも言われています。コロナ禍においては感染予防をしっかり行ったうえで、フレイル対策を生活に取り入れてみてください。

筋力や心身の活力の低下と健康寿命の関係

神戸市では、フレイル予防の取り組みとして以下のようなことを行っています。


■フレイル改善通所サービス

筋力トレーニングや食事・口腔ケアの講座など、1回90分プログラムを週1回半年間続け、体力測定により改善状況を確認します。市内12箇所で開催しています。


■KOBEシニア元気ポイント

介護施設等において配膳・水やりなど対象となる活動を行った際、ポイントを貯めることができ、貯まったポイントは換金できる制度です。


■サンテレビ「元気!いきいき!!体操

体操やフレイル予防等のミニ講座、脳トレを放送していますので、毎日コツコツチャレンジしてみてください。

「マルチチャンネル032」月~金 午前8:00~8:30

「3チャンネル」毎週土 午前10:00~10:30


詳細は以下の外部リンクをご覧ください。

※神戸市ホームページのトップページから「神戸市 介護予防」で検索

https://www.city.kobe.lg.jp/


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