福岡市では、認知症の施策全体を「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」と称し、認知症とともに住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまちづくりを推進しています。これまで、認知症コミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード®」の普及や、「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」の策定など、さまざまな支援に取り組んできました。
今後、認知症とともに生きる「共生」を推進するためには、現在の取り組みをさらに加速させるとともに、産学官民のさまざまな団体と連携しながら、認知症の方が活躍する場の創出を図るなど、これまでの「支援」から「活躍」へのステップアップを図ることが重要となっています。