近年、認知症患者の増加は社会課題の一つとなっており、内閣府の調査(※1)では2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人は認知症を発症すると推定されています。認知症の対策としては、非薬物療法であるロコモティブシンドローム(※2)予防運動などの運動療法や臨床美術といった美術療法などの有効性が示されはじめており、通所介護事業者などがデイサービスとして提供しています。
※1
内閣府「平成28年版高齢社会白書 第1章第2節 3.高齢者の健康・福祉」より
※2
ロコモティブシンドローム:立つ、歩くなどの移動に必要な運動器の能力が不足したり衰えたりした状態を指す