新型コロナウイルス感染症の国内での感染が初めて確認されてから、1年が経過しましたが、いまだ収束のきざしは見えていません。認知症の方は高齢者が多く、基礎疾患をもっている方も多いため、感染すると重症化する恐れがあり、感染予防を徹底することが大切です。しかし、感染予防のための外出自粛による社会活動や身体活動の低下や、認知機能や身体機能への悪影響も懸念されているため、感染予防をしっかり行いながら、人や社会との関わりなども継続することが重要です。
新型コロナウイルス感染症の国内での感染が初めて確認されてから、1年が経過しましたが、いまだ収束のきざしは見えていません。認知症の方は高齢者が多く、基礎疾患をもっている方も多いため、感染すると重症化する恐れがあり、感染予防を徹底することが大切です。しかし、感染予防のための外出自粛による社会活動や身体活動の低下や、認知機能や身体機能への悪影響も懸念されているため、感染予防をしっかり行いながら、人や社会との関わりなども継続することが重要です。
国立長寿医療研究センターが事務局を務める「認知症医療介護推進会議」(※)では、認知症とともに生きる方とそのご家族、そして医療・介護・福祉関係者の方々に向けたリーフレット『感染予防を踏まえた日々の生活』を作成しました。各団体における新型コロナウイルス感染症への取り組みや、ホームページで公開されている情報でとくに重要なものを取り上げ、わかりやすくリーフレットにまとめています。
※医療・介護・福祉系の23団体ならびに有識者4名により構成された組織。年1回の会議のほか、市民や専門職に向けた認知症医療介護推進フォーラムを開催しています。
リーフレットの前半は、認知症の方やご家族に向けた取り組みのアドバイスで、趣味や日課を続けること、物理的距離は保ちつつ家族や友人との交流を継続すること、適度な運動をすること、毎日の心がけを紙に書くことなどを提案しています。リーフレットの後半では、医療・介護・福祉の専門職の方へ向けた心がけを記載しています。具体的な取組事例や専門的な情報は、認知症医療介護推進会議の各団体ホームページで公開していますので、あわせて参考にしてみてください。
『感染予防を踏まえた日々の生活』
リーフレットはこちらから無料でダウンロードできます。
https://www.ncgg.go.jp/topics/documents/20210215release.pdf
その他の詳細は以下の外部リンクをご覧ください。(国立長寿医療研究センターホームページ)
https://www.ncgg.go.jp/topics/20210215release.html
楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう
あたまの元気度チェックへ身長や体重・運動習慣等を入力するだけで、将来の認知機能低下リスクをスコア化できます。
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