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2021.02.22

認知症の方のQOL改善に。メークアップによって喜びが増加!AIによる顔診断で判明

見た目をきれいにするだけでなく、気持ちを前向きにしてくれたり、人と会うときに自信をもたせてくれる「化粧」。実際に、メークアップなどの美容は非薬物療法のひとつとして認知機能や感情機能、ADL(日常生活の動作)機能に有効であると考えられ、介護福祉の分野で取り入れられていますが、これまで医学的な根拠は不十分と言われていました。



一般社団法人 日本介護美容セラピスト協会では、岡山大学、かんでんジョイライフと「認知症患者に対する化粧美容セラピーの認知・情動機能改善効果」の共同研究を行いました。


2020年9~11月の期間、認知症高齢者を化粧美容セラピー群19名(89.5±4.4歳)、対象群17名(90±4.1歳)に分け、化粧美容セラピー群にはビューティータッチセラピスト(※1)によるスキンケア+メイクを実施し、対象群にはスキンケアのみを実施。AIカメラで施術前後の画像を解析したところ、化粧美容セラピー群のAI顔解析では見た目年齢が1.9歳減少し、感情評価で「喜び」のスコアが向上しました。


また、認知症周辺症状の指標である阿部式 BPSDスコア(※2)が有意に改善されており、即時的な感情改善効果も示されました。この結果から、認知症の方にとっては見た目が心理的健康に重要であり、よりきれいになったと感じることがBPSDの緩和にも関係していると考えられます。


※1

一般社団法人 日本介護美容セラピスト協会の認定を受けた、介護・美容に関わる知識やスキンケア・マッサージ・メーク等の専門技術を習得した者

※2

現代日本に適した新しいBSPD(認知症の中核症状である認知機能低下の影響で、本人が落ち込んだりした結果として起こる周辺症状のこと)スコアのこと



超高齢社会の日本において、認知症の患者数は増え続けており、社会的にも大きな課題となっています。その中でも認知症の方の生活の質を向上させること、介護する方のモチベーションにつながる取り組みはとても重要であり、この研究結果は、継続的なメークアップが認知症の方のQOLの改善につながると考えられます。今後も長期的な効果について検証を進め、化粧美容セラピーの客観的評価のさらなる確立に取り組んでいきます。


■化粧美容セラピー前(左)と後(右)の表情


詳細は以下の外部リンクをご覧ください。(一般社団法人 日本介護美容セラピスト協会)

http://beauty-touch-therapist.jp/


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