新型コロナウイルスの影響から高齢者の外出が減少し、人との交流も減ったことで、認知症の進行や生活不活発病の発症が懸念されています。2020年8月に実施した調査では、シニア世代の約7割が緊急事態宣言後に「社会参加の機会」が減少していることが判明しました。
新型コロナウイルスの影響から高齢者の外出が減少し、人との交流も減ったことで、認知症の進行や生活不活発病の発症が懸念されています。2020年8月に実施した調査では、シニア世代の約7割が緊急事態宣言後に「社会参加の機会」が減少していることが判明しました。
この問題を解決するため、WHILL株式会社では「ソーシャル・エイジ向上アイデア」を作成しました。これは電動車いすのWHILLを活用したアイデア集で、フレイル予防の第一人者である東京大学の飯島勝矢教授が監修したもの。「うごく」「たべる」「つながる」「たのしむ」という、フレイル予防に重要な4つのポイントに基づき、自分の歩行とWHILLを組み合わせることを提案しています。
自分の歩行とWHILLを組み合わせることで、今まであきらめていた場所に足をのばすことができたり、近所で新たな発見をしたり、新しい人付き合いが生まれたり……。例えば、季節ごとに気づいた発見を俳句にするなど、フレイル予防のヒントをまとめた6つのアイデアが盛り込まれています。
ちなみにWHILLとは、クルマでも自転車でもバイクでもない、「近距離モビリティ」という新しい考え方の電動車いす。小回りがきき、分解して車両に乗せて運ぶこともできるので、シニアの外出をより楽しく、スマートに演出してくれます。
このような移動手段を活用すると、日常生活の幅も大きく広がり、新たな発見があったり、新たな自分に出会えたりします。家族だけでなく友人や近所の人たちとも交流し、時には思い出めぐりをするなど、積極的に楽しみを見つけて過ごしたいものですね。
詳細は以下をご参照ください。
■ソーシャル・エイジ向上アイデア(無料で閲覧できます)
https://whill.inc/jp/wp-content/uploads/2020/10/whill_social_age_B.pdf
■WHILL株式会社
楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう
あたまの元気度チェックへ身長や体重・運動習慣等を入力するだけで、将来の認知機能低下リスクをスコア化できます。
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