「人生100年時代」といわれる昨今、介護予防や認知機能低下予防など高齢者が健康に過ごすための取り組みが注目されています。しかし、高齢になるほど身体機能は低下し、病気のリスクは高くなるものです。
では、私たちは「老い」や「老化」にどのように向き合えば良いのでしょうか。
今回はそんな「老い」をテーマにした「上手な老い方」が、宝島社 より発売されたのでご紹介します。
「人生100年時代」といわれる昨今、介護予防や認知機能低下予防など高齢者が健康に過ごすための取り組みが注目されています。しかし、高齢になるほど身体機能は低下し、病気のリスクは高くなるものです。
では、私たちは「老い」や「老化」にどのように向き合えば良いのでしょうか。
今回はそんな「老い」をテーマにした「上手な老い方」が、宝島社 より発売されたのでご紹介します。
そもそも「老い」とは
そもそも、老いとはどのような状態を指すのでしょうか。
一般的に「老化」とは、「人が成熟したあと高齢になるにつれて起こる全身的な衰弱」を指します。
人の体は、加齢にともない下記のようなさまざまな変化が起こるといわれています。
● 内臓機能の低下
● 予備力・回復力の低下
● 複数の病気を抱えやすい
● 病気が重症化しやすくなる
● 筋力の低下から日常生活の機能が低下する
こうした身体的機能の低下は、「仕事の引退による社会的な役割の喪失」や、「パートナーとの死別」など、社会的・心理的な側面も関わっているといわれています。個人差はありますが、「老化」は誰もがさけられないものです。
老いるのが「上手な人」と「下手な人」とは? 医師が解説する「上手な老い方」
4月23日に発売された「上手な老い方」は、そんな老いの苦しみを軽くする心構えや、健康寿命を延ばすための予防法などが解説されています。
【目次】
第1章|老いるための準備をしよう
第2章|あなただけじゃない 老いると起こるさまざまなこと
第3章|アンチエイジングの真実とウソ
第4章|日本人の死因No1がんを予習しよう
第5章|なりたくない病気No1 認知症を予習しよう
第6章|介護世帯の6割!老老介護を予習しよう
監修者である久坂部羊(くさかべよう)氏は、外科や麻酔科を経て、高齢者を対象とした訪問診療に従事していた著名な医師です。
本誌内で、久坂部氏へのインタビューも収録されており、「老いの捉え方」や「老いを認めようとしない高齢者の実情」が語られています。
加齢による心理的な変化も述べられており、「体のおとろえは感じているけど、目を背けてしまっている」といった方は、他人事とは思えない内容となっています。
自分と向き合い上手に年をとろう
本日は、宝島社 より発売された「上手な老い方」をご紹介しました。本誌でも述べられていますが、老いは病気ではないため治療はできません。しかし、向き合い方によっては健康寿命を延ばし予防できます。
老化による身体機能の低下や、介護問題はさけられないものです。「体の衰えを感じるようになった」「親の介護問題について悩んでいる」など、「老い」が気になる方はぜひ本誌を手に取ってみてはいかがでしょうか。
作者情報
1955年、大阪府生まれの小説家・医師。大阪大学医学部卒業後、麻酔科、外科を経験。
外務省の医務官として9年間勤務する。2003年、『廃用身』(幻冬舎)で作家デビュー。2014年、「悪医」(朝日新聞出版)で第3回日本医療小説大賞を受賞した。小説以外の主な著書に、「日本人の死に時」「寿命が尽きる2年前」(ともに幻冬舎)、「人はどう死ぬのか」「人はどう老いるのか」(ともに講談社)などがある。
購入情報
著者:久坂部羊(くわかべよう)監修
出版社:宝島社
発売日:2024年4月23日
価格:1,320円(税込)
判型:A4判
ページ数:96P
購入リンク:https://tkj.jp/book/?cd=TD054203
楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう
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