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2022.08.10

現役医師が認知症との向き合い方を綴った書籍『医者の僕が認知症の母と過ごす23年間のこと』発売

急速に高齢化が進むにつれて、社会課題となっているのが「認知症」。厚生労働省によると、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるとの推計もあります(※)。認知症は今や誰もがなりうる身近なものであり、支える家族にとっても大きな影響を及ぼす存在です。しかし、認知症についての正しい理解は十分に浸透しているとは言えません。


※厚生労働省「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」より

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/nop101.pdf



自由国民社から発売された書籍『医者の僕が認知症の母と過ごす23年間のこと』は、現役医師でありながら、認知症が進行していく母との接し方に苦慮し続けた経験のある森田 豊氏が、23年にも及ぶ詳細な記録をまとめた一冊。兆候、発症、検査、施設選び、予防と対策、家族を取り巻くお金と不安……つぶさに語られるその内容は、息子だからこそ、医師だからこそ、ためらい、悩み、見つけ出した認知症患者との向き合い方であり、認知症に悩んでいる方々や不安を抱えている方々へのヒントが散りばめられています。



本人と周囲の方々が幸せに過ごすためには、認知症への理解を深め、正しく対応することが重要です。唐仁原教久氏の温かなイラストとともに、やさしく読み進められる内容になっているので、ぜひ手に取ってみてください。


■「はじめに」より抜粋

「私、失敗しないので」

僕が医療監修を務めるドラマ「Doctor-X~外科医・大門未知子~」、主人公の決め台詞だ。この台詞には、僕が長年自分自身に言い聞かせてきた医師としての思いが反映されている。ところが、僕は失敗した。それも、僕を心から愛しみ育ててくれた、かけがえのない母に対して。

僕の母は、23年前にアルツハイマー型認知症を発症し、現在施設で暮らしている。認知力や短期記憶力が日に日に衰え、今では僕以外の家族のことは、ほとんど誰だかわからない。

(中略)

母に心の底から謝罪したい。僕はこの深い後悔や反省を、本書にまとめてみようと思った。これは母がどのように認知症を発症し、僕らがどう対処し向き合ってきたかを詳述した、23年に及ぶ一認知症患者とその家族の記録である。息子として、医師として、自らがどのような過ちを犯し、その反省から何を学び、考え、どのように行動したかを、恥をさらす覚悟で、包み隠さず書き綴ったつもりである。



■森田 豊(もりた・ゆたか)

1963年東京都台東区生まれ。医師、医療ジャーナリスト。 秋田大学医学部、東京大学大学院医学系研究科を修了、米国ハーバード大学専任講師等を歴任。 現役医師として医業に従事し、テレビ朝日系『ドクターX~外科医・大門未知子~』の 医療監修を行うなど、種々のメディアや講演等で幅広く活躍中。


■『医者の僕が認知症の母と過ごす23年間のこと』

価格:1,430円(税込)

出版:自由国民社

ご購入はこちらから

楽天ブックス:https://a.r10.to/hu2CLr

Amazon:https://amzn.to/3PaUgk5


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