昨年から続くコロナ禍で、外出や人との交流が大幅に減少し、高齢者の方の認知機能低下が深刻な課題となっています。認知機能低下を防ぐには、運動習慣、栄養バランスのとれた食事、人とのコミュニケーション、文章の読み書きやゲームなどの知的行動習慣などが挙げられます。脳の状態を良好に保つためにも、これらを意識して過ごすことが大切です。
昨年から続くコロナ禍で、外出や人との交流が大幅に減少し、高齢者の方の認知機能低下が深刻な課題となっています。認知機能低下を防ぐには、運動習慣、栄養バランスのとれた食事、人とのコミュニケーション、文章の読み書きやゲームなどの知的行動習慣などが挙げられます。脳の状態を良好に保つためにも、これらを意識して過ごすことが大切です。
徳間書店から発売された『さよなら認知症文字トレ』は、知的行動習慣にぴったりの文字トレ練習帳。一番の特徴は、文字を練習する前に「文字診断」ができること。漢字を書いたら次のページで診断結果がチェックでき、自分がいま気をつけるべきポイントが分かるようになっています。
■ページイメージ
著者の石﨑白龍さんは、書道教室を通じて10万人以上の生徒の文字を診てきた筆跡カウンセラー(筆跡診断士)。そして医学的見地からは、認知症予防にも積極的に取り組む脳外科の濵﨑清利先生が監修を行っています。書籍の中では「なぜ文字を書くことが脳にいいのか」というテーマで対談も行われており、読み応えたっぷり。お二人によると、手書きで文字を書くことは「指先を動かすことで脳に刺激を与え、血流をよくすることが期待できる」(濵﨑先生)ほか、「書くことでモヤモヤしていた心模様が晴れるという効果も期待できます」(石﨑さん)という興味深いお話も。
1日に15分、集中して文字をていねいに書くという「文字トレ」を行うだけで脳の活性化を促してくれる一冊。コロナ禍で外出もままならない今こそ、おうち時間にゲーム感覚で取り組んでみてはいかがでしょうか。
『さよなら認知症文字トレ』
■石﨑白龍 著・文・その他、濵﨑清利 監修
■1,485円(税込)
■ご購入はこちらから
徳間書店HP:https://www.tokuma.jp/book/b584082.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4198652783
楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう
あたまの元気度チェックへ身長や体重・運動習慣等を入力するだけで、将来の認知機能低下リスクをスコア化できます。
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