日本では高齢化とともに認知症の患者数も増加しており、厚生労働省によると65歳以上では7人に1人程度が認知症患者とされています(2012年時点)。また、認知症の前段階と考えられている軽度認知障害の方も加えると4人に1人の割合に上昇し、それらの発症リスクは大きな健康課題となっています。
日本では高齢化とともに認知症の患者数も増加しており、厚生労働省によると65歳以上では7人に1人程度が認知症患者とされています(2012年時点)。また、認知症の前段階と考えられている軽度認知障害の方も加えると4人に1人の割合に上昇し、それらの発症リスクは大きな健康課題となっています。
認知症が発症する危険因子の約35%は生活習慣などの修正可能な因子である、という報告もあり、その発症リスクは生活習慣と密接に関係しています。また、バランスの良い食事と運動を続けていると認知機能が維持されるという報告もあり、認知症発症前にリスクを発見し、生活習慣を改善することが重要です。
そのために活用したいのが、味の素が展開している「アミノインデックス®リスクスクリーニング」。これは1回の採血で現在のがんの可能性(男性5種・女性6種)、将来の脳卒中や心筋梗塞、糖尿病などさまざまな疾患発症リスクをチェックできる検査で、2020年10月下旬より現在の認知機能低下の可能性を評価する項目が追加されました(50歳以上が対象)。
人間のからだは約20%がたんぱく質でできており、そのたんぱく質を構成しているのがアミノ酸です。健康な人の血液中のアミノ酸濃度は一定になっていますが、病気になるとそのバランスが変動します。これまでさまざまな疾患で、血液中のアミノ酸濃度バランスが特徴的な変動を示すことが報告されてきました。これを活用し、「アミノインデックス®」検査では血液中のアミノ酸濃度バランスを分析し、現在の健康状態や将来の病気のリスクを明らかにしていきます。
現在は、それぞれの評価項目の結果とともに、検査結果に基づく生活習慣改善タイプを知ることができます。結果と一緒に受け取る生活改善ガイドで、該当するタイプのお勧め生活改善ポイントも参考に、食事や運動の見直しをしてみましょう。
また、今後は、味の素独自開発のアプリで食事チェックをしたうえで、脳機能に必要な栄養素やそのバランス状態を把握できるように。生活習慣もチェックし、運動や睡眠といった多方面でのアドバイスや、サプリメントなどを通じてライフスタイルをサポートしていきます。
現在、「アミノインデックス®」は全国約1,500の医療施設で採用されています。ホームページから検索できるので、気になる方はチェックしてみてください。
詳しい情報は以下の外部リンクをご覧ください。(アミノインデックス®ホームページ)
https://www.ajinomoto.co.jp/products/aminoindex/AIRS/
楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう
あたまの元気度チェックへ身長や体重・運動習慣等を入力するだけで、将来の認知機能低下リスクをスコア化できます。
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