厚生労働省によると、2025年には65歳以上の認知症高齢者の数が約700万人に達すると予測されており、「認知症予防」が社会的課題になっています。
厚生労働省によると、2025年には65歳以上の認知症高齢者の数が約700万人に達すると予測されており、「認知症予防」が社会的課題になっています。
このような情勢の中、伊藤園では抹茶を通じて認知機能改善効果の研究に取り組んでおり、抹茶に含まれる成分「テアニン」の脳神経保護作用や、抹茶の継続摂取により健常中高年者の認知機能の一部が改善することが確認されました。また、「抹茶」を活用し、認知機能に関する課題解決に挑むべく「ITO EN MATCHA PROJECT」を立ち上げました。
このプロジェクトを始動するにあたり、伊藤園では2020年10月26~28日、全国の50~79歳の男女600人に認知機能に関する調査を実施。「将来、自分が認知症になることを不安に感じているか」という質問に対し、全体の6割が「不安」と回答していました。しかしその一方で、認知機能の維持や予防のためにやっていることを聞くと、約半数は「やりたいが、何をしてよいかわからない」と回答。認知機能の維持・予防のために何らかのケアを望んでいるものの、どうしたらいいのかわからない……というのが現状のようです。
このような結果も踏まえて「ITO EN MATCHA PROJECT」の第一弾として、2020年12月7日に発売されるのが「お~いお茶 お抹茶」。こちらは、テアニンと茶カテキンの働きにより、“認知機能(注意力・判断力)の精度を高める”機能性表示食品です。商品は、抹茶飲料とスティックタイプの抹茶の2種類。
抹茶飲料はまろやかな後味と余韻のある旨みが特徴で、毎日手軽に続けることができます。スティックタイプの抹茶は、柔らかい香りと旨み、穏やかなほろ苦さが特徴。飲用はもちろん、毎日の料理にも活用できます。
今後も「ITO EN MATCHA PROJECT」では、認知症の前段階である軽度認知障害を対象にした臨床試験を行うほか、お茶と認知機能に関する自社研究、茶産地育成、社員を対象にした「認知症サポーター」の養成、WEBサイトにて抹茶を使ったアレンジレシピの提案など、さまざまな活動が行われる予定です。今後もぜひ注目してみてください。
詳細は以下の外部リンクをご覧ください。
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