{{ header }}
{{ body }}
スキップ
2022.04.27

【Amadeus Code×東京都立産業技術大学院大学】「音楽の力」で生活を豊かに!認知機能に音楽が与える効果を検証する共同研究を開始

現在、日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年時点)と推計されており、2025年には約700万人、高齢者の約5人に1人が認知症になると予測されています(※1)。超高齢社会を迎えた日本にとって、認知症の予防と進行抑制は極めて重要な社会的課題であり、認知症に向けた取り組みが今後ますます注目を集めると考えられます。


※1 厚生労働省ホームページ「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」より

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_recog.html



このような背景のもと、株式会社Amadeus Codeと東京都立産業技術大学院大学では、「音楽の力」に着目。人の認知機能の維持に音楽が果たす役割を明らかにするべく、「音会」プロジェクトを立ち上げました。プロジェクトには65歳以上の高齢者100名が参加し、与えられたお題に合う音楽をイメージして言語化。作曲支援プログラムを活用して、制作された大量の楽曲の中から1つを選び出すという“疑似作曲体験”を通して、音楽が人の認知機能に及ぼす影響を調べていきます。


「音会」の内容

【1】開催方法

週に1回、10人程度の少人数グループで開催。オンラインでも行われるので、全国どこからでも場所や環境を選ばず参加できます。

【2】「お題」の提示

先生から事前に「お題」が与えられます。お題は写真、絵、動画などの画像だけでなく、俳句、詩、名言など文章の場合もあります。

【3】作曲方法

お題から連想する言葉をソフトウェアに入力して、イメージに最も合った曲を選択。利用するソフトウェアは、作曲経験に合わせて「Evoke Music」(※2)など3つの中から選べます。

【4】作品発表

「音会」の当日、グループで自分の作品を発表。先生もお手本として作品を提示します。その音楽を選んだ理由について話し、その音楽がもたらした効果や新たに生まれたイメージなどについて先生から講評を受けます。自分とは異なるタイプの音楽を選んだ理由など、参加者同士の感想なども話し合うことで、コミュニケーション能力を高めるとともに新たな物の見方を身につけます。

【5】認知能力の確認

「音会」の前後で認知機能の検査を受け、認知能力を維持・向上できているか確認します。


※2 Evoke Music

https://evokemusic.ai/ja/music

株式会社Amadeus Codeが運用する音楽配信プラットフォーム。AIが作曲支援を行う特許技術の「Amadeus Code AI」を活用し、世界145ヵ国、約13万人が利用するグローバルサービスとして急成長中。検索されたワードに対してAI作曲の楽曲が追加され、現在AI作曲で1万2千曲、7万ファイルを提供中。


音楽活動は、人間の健康に良い作用をもたらすことは経験知として古くから認められているものの、その科学的根拠の提示や立証は十分に行われていませんでした。今回の共同研究で、音楽が高齢者の認知機能の維持・改善に効果があることを科学的に検証し、日本の重要な社会的課題の解決に貢献することが期待されています。


■詳細は以下の外部リンクをご覧ください。

https://www.otokai.jp/(「音会」プロジェクトサイト)

https://amadeuscode.com/(株式会社Amadeus Codeコーポレートサイト)


楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう

あたまの元気度チェックへ

メール会員のおもな特典

メール会員には、「あたまの元気度チェックの結果記録」に加え、以下のような特典があります。

身長や体重・運動習慣等を入力するだけで、将来の認知機能低下リスクをスコア化できます。

認知症や介護に関する最新のニュースやお役立ち情報を月2回程度お知らせします。

関連記事

  • 認知症知識・最新情報
  • 【Amadeus Code×東京都立産業技術大学院大学】「音楽の力」で生活を豊かに!認知機能に音楽が与える効果を検証する共同研究を開始