{{ header }}
{{ body }}
スキップ
2021.07.30

介護初心者の悩みに応える "つどい“は知恵の宝庫

公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行する会報誌『ぽ~れぽ~れ』より、介護初心者の悩みに応える記事「”つどい“は知恵の宝庫」をご紹介します。今回は、高齢者向け住宅に入居している認知症の父への職員の対応が悪くなったと感じ、施設を変わろうか悩んでいる家族へ、介護職員など5名がアドバイスをします。


職員の対応が悪くなったように思え悩んでいます

90歳台の両親は1年半前からサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)の夫婦部屋に入居しています。父は気難しい性格で認知症もあり、気に入らないと大声を出し、約束を忘れて職員に怒られると興奮してしまうと母から聞いています。最近職員がよく替わり、対応が悪くなったようにも思います。職員の対応のことを上司に言うと告げ口になるのではないかと思い、ケアマネジャーに相談すると、他の施設を紹介してくれましたが、環境が変わるのはよくないと聞いたことがあるので、大変不安です。

(相談者:娘 60歳台)



介護経験者のアドバイス:職員と何でも話せる関係を作りましょう

新しい職員とのコミュニケーションを心がけ、まずは何でも話せる関係を作っていきましょう。職員にお世話になっている感謝の気持ちを伝えつつ、お父様の性格やどんな時に怒るのかなど、対応のコツを情報として伝えるようにしましょう。お父様の人となりを理解してもらうことでトラブルが減れば、関係が改善するかもしれないので、もう少し様子をみてみましょう。


世話人のアドバイス:施設を変わりましょう

私は思い切って意見を言ったのですが、その後スタッフの方がよそよそしくなり、面会に行くと遠巻きにコソコソ言われているようで居づらくなって施設を変わりました。数ヶ月経った頃母は「何年も前からずっとここで世話になっている」と笑顔で言っていました。今が望ましい環境でないのなら、環境が変わるリスクより、良いケアが受けられるようになるかもしれないメリットの方が大きいと思います。居心地がいいことが一番なのだと思います。


施設相談員のアドバイス:現状にあった施設選びを検討しましょう

ご両親は一緒に暮らすことを望んでいると思いますが、お父様は認知症の進行が疑われるのでサ高住での暮らしが難しくなっていませんか。グループホームなら適宜必要な認知症ケアが受けられるので落ち着いて暮らせるかもしれません。介護度によっては特別養護老人ホームも選択肢になってくると思います。認知症の症状がないお母様はケアハウス(軽費老人ホーム)など、施設はいろいろあります。別れて暮らすのはつらいかもしれませんが、現状に合った施設を探してみましょう。


ケアマネジャーのアドバイス:サービス内容を見直してもらいましょう

職員への不満や苦情を上司に言うことは告げ口になると心配されていますが、まずは施設の上司と話し合いをすることをお勧めします。私の施設では苦情はご家族やご本人からの要望や意見として受けとめ、サービス内容を見直したり、ケアの質の向上のための勉強会につなげています。話し合いを通じて施設と信頼関係が結べたらいいですね。

楽しく、あたまの元気度チェック(認知機能チェック)をしましょう

あたまの元気度チェックへ

メール会員のおもな特典

身長や体重・運動習慣等を入力するだけで、将来の認知機能低下リスクをスコア化できます。

認知症や介護に関する最新のニュースやお役立ち情報を月2回程度お知らせします。

関連記事