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2021.01.26

【伊藤園取材】今抹茶に注目が集まる理由とは?

人生100年時代において、長い人生をより豊かに過ごすために心身ともに健康であることに関心が高まっています。このような状況の中、20年前からお茶の成分と脳機能についての研究を続けている、伊藤園のプロジェクトに注目が集まっています。


長年の研究の成果として、2020年11月に「抹茶」を通じて認知機能に関する課題解決に挑む、「ITO EN MATCHA PROJECT」を始動し、新製品である、認知機能(注意力・判断力)の精度を高める機能性表示食品「お~いお茶 お抹茶」を発売した伊藤園。今回は、プロジェクトの取り組みなどについて、中央研究所の瀧原孝宣さんにお話を伺いました。



瀧原孝宣さん 

伊藤園中央研究所・副所長。茶及びその他食品の機能性研究を統括。現在、抹茶・緑茶・茶成分各種の認知機能、高齢者のQOL(生活の質)、および心理面への効果解明に向けた研究を推進している。日本心理学会、日本感性工学会会員。


認知機能の精度を高める「テアニン」「茶カテキン」

――新商品の「お~いお茶 お抹茶」は、テアニンと茶カテキンの働きにより認知機能(注意力・判断力)の精度を高めるということで注目されていますが、テアニン、茶カテキンとは具体的にどのような成分なのでしょうか。


「テアニンは、もともと玉露のうまみ成分を研究する中で発見されたアミノ酸の一種です。お茶に含まれるカフェインの興奮を抑える作用があり、ストレスの軽減やリラックス効果が期待できるほか、脳機能に関しては脳神経細胞の保護作用、脳神経細胞の新生を促進する作用が確認されています。もちろん味わいの部分でも重要な役割を担っていて、テアニンが多いと苦みや渋みがやわらぎ、お茶のうまみが強く感じられるという特徴があります。  


いっぽう茶カテキンは、お茶の渋みの主成分で、お茶独特の風味やアクセントになります。こちらは抗酸化作用やコレステロールを下げる作用、体脂肪の蓄積軽減、脂質代謝の改善など、さまざまな効果が認められています。認知機能に関しても、テアニンと同様に脳神経細胞の保護作用があるほか、まだ動物実験の段階ではありますが、アルツハイマー病の発症に深く関係していると言われる、アミロイドβの生成や蓄積を抑制する効果も確認されています」  


――テアニンと茶カテキンは脳の神経細胞を守る作用があるのですね。カテキンについては、体脂肪を減らすというイメージはあるのですが、認知機能に関わりがあることを初めて知りました。  


「世間的な流れに沿って研究にもブームのようなものがありまして、みなさんの関心がメタボや生活習慣病に集中していた平成初期ごろは、体脂肪やコレステロールに関する研究が盛んに行われていました。 それがひと息ついて、今度は超高齢社会の到来とともに、認知症や認知機能の研究が活発に行われるようになってきたところです。  


私どもは20年前からこのような研究をしていますが、現在は認知機能の働きに関わる部分を現象面でとらえている段階です。今後は、脳内でどのような反応が起こっているかを確認する必要があると考えており、そのようなことも視野に入れて研究を行っています。 (認知機能に関する)研究は研究員数名で行っていますが、分野によっては専門性が必要になってくるため、外部の研究者の方々と連携しながら進めています」  


――その研究の成果のひとつが「お~いお茶 お抹茶」なのですね。商品を開発するにあたり、こだわったポイントなどはありますか? 緑茶など、ほかのお茶と抹茶の違いもお聞きしたいです。 


「抹茶に使われるお茶の葉は、日光を当てないように栽培しています。それによりテアニンが豊富に含まれ、ほかのお茶より含有量が多くなるのが特徴です。ただ、抹茶は『敷居が高い』『苦そう』と敬遠される方もいるので、製品開発チームでは、多くの方においしく飲んでいただけるよう、抹茶本来の柔らかい香りと旨み、穏やかなほろ苦さを残した飲みやすい原料を使用し、長期保存してもきれいな緑色が保てるなどの工夫をしています」 


【抹茶アレンジレシピ紹介!】パウダーを活用して、抹茶を日々の食生活に取り入れよう

――普段から緑茶はよく飲むけれど、抹茶を飲む習慣はないという方のために、毎日の食生活に取り入れやすい方法はありますか? 


「スティックタイプのパウダーは、お湯や水でとかして飲むだけではなく、おいしい食べ方として活用範囲が広いのが特徴です。抹茶といってもあまり構えず、気軽に取り入れていただきたいですね。ちょっとしたアレンジを加えるだけで、日常生活にもフィットするのではないかと思います。 


また、スティックタイプはお湯の量が調節できるので、抹茶をお好みの濃さで味わいたい方に、ボトル缶は外に出かける機会が多い方や、のどの渇きをうるおしながら抹茶の味わいを楽しみたい方におすすめです」 


2020年12月7日に発売された、「お~いお茶 お抹茶」シリーズ。

左から機能性表示食品「お~いお茶 お抹茶」 370ml 150円、機能性表示食品「お~いお茶 お抹茶POWDER」 1.7g×32本 2,800円、1.7g×6本 600円(以上すべて希望小売価格・税別)

ボトル缶、スティック共にテアニン・茶カテキンは同量です。 


【アレンジレシピ➀】抹茶ヨーグルト

毎日のヨーグルトに抹茶をプラスして楽々習慣化。


材料(1人分)  

●「お~いお茶 お抹茶 POWDER」 1本 

●低糖ヨーグルト 100g 

作り方

器にヨーグルトを入れ、「お~いお茶 お抹茶 POWDER」をふりかける。 

レシピの詳細は以下の外部リンクをご覧ください。 

https://www.itoen.jp/recipe/detail.php?id=487


【アレンジレシピ②】 抹茶餡バタートースト

餡と抹茶のハーモニーが絶妙!


材料(1人分)

●「お~いお茶 お抹茶 POWDER」 1本 

●食パン 1枚 

●バター 適量 

●餡 適量 

作り方

食パンを焼き、餡とバターをのせ、「お~いお茶 お抹茶 POWDER」を振りかける。 

レシピの詳細は以下の外部リンクをご覧ください。

https://www.itoen.jp/recipe/detail.php?id=482


【アレンジレシピ③】 抹茶味噌玉の味噌汁

忙しい朝にお湯を注ぐだけ。冷凍保存も可能な味噌玉です。


材料(各1個分)

<かつおボール> 

●「お~いお茶 お抹茶 POWDER」 1本 

●味噌 15g 

●削り節 1g 

●切り干し大根 2g 

●乾燥わかめ 1g 

作り方

<かつおボール> 

①味噌に「お~いお茶 お抹茶 POWDER」を少しずつ加え、練り混ぜる。 

②なめらかになったら切り干し大根、わかめを混ぜてラップで茶巾に絞りボール状にし、削り節を全体にまぶす。 

「花麩ボール」「ごまボール」のレシピもあります。レシピの詳細は以下の外部リンクをご覧ください。

https://www.itoen.jp/recipe/detail.php?id=490


「このほかにも、お~いお茶 お抹茶 POWDERを使ったさまざまなアレンジ飲料・料理のレシピを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。ヨーグルトを食べるときにパウダーを入れるだけでOKの“抹茶ヨーグルト”は、手軽に始められておすすめです」(伊藤園広報 田口さん)


※摂取の方法により、期待する機能が変化する場合があります。  



人生100年時代に貢献する健康創造企業として

――超高齢社会が到来し、長い人生をより充実したものにするために、健康寿命をいかに延ばしていくかということに意識が向き始めています。伊藤園は長年にわたり、お茶の成分が脳機能に与える効果を研究し、認知機能の精度を高める商品も発売してきました。これらのことは、社会的にも大きな意義のあることだと感じます。


当社は、お茶のリーディングカンパニーとしてお茶が持つさまざまな可能性を探求し、 研究成果をもとにした製品開発、共同研究、地域社会・他企業との協働によるCSR活動などのお客様の生活をより豊かにする多角的な事業を今後も展開していきます。  


――そのひとつが「ITO EN MATCHA PROJECT」なのですね。社内で認知症サポーターの養成講座を開くなど、精力的に活動されていますが、今後どのようなことを行う予定でしょうか。  


「まだ始まった直後で計画段階のものが多いのですが、自治体と協力関係を結び、お茶のセミナーを開催したいと考えています。高齢者の方などにご参加いただき、お茶を飲みながら一緒に時間を共有するという内容です。お茶は健康のためだけではなく、コミュニケーションツールのひとつにもなりますので、それを生かして少しでも認知機能の維持に役立つような活動ができればと思います」 



研究成果をもとにした製品開発だけにとどまらず、地域の認知症の方々やその家族を支える環境づくり、お茶を囲んだコミュニケーションの機会を設けるなど、今後もさまざまな活動を展開予定の「ITO EN MATCHA PROJECT」。今後もぜひ注目してみてください。


取材・文/遠藤まゆみ 構成/山本幸代(SOMPO笑顔倶楽部) 

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