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2021.11.22

【岡山大学】舌がよく動く人は栄養状態が良好で身体が元気!

近年、フレイル(※)が注目を集めています。フレイルとは、加齢に伴う様々な機能の低下により、日常生活に支障が出たり、要介護状態になりやすい状態を表しています。また、口の機能のわずかな衰えをオーラルフレイルといいます。これまでの研究では、オーラルフレイルとフレイルが関係することが報告されており、さらにオーラルフレイルと栄養失調、栄養失調とフレイルが関係することがそれぞれ報告されています。このことから、オーラルフレイルとフレイルとの関係において、栄養状態の影響が介在する可能性が議論されてきました。しかし実際にオーラルフレイル、栄養状態、フレイルの関係を詳しく調査した研究はなく、これらの関係は明らかにされていませんでした。


岡山大学の研究グループは、岡山大学病院予防歯科外来を受診する60歳以上の患者を対象に年齢、性別、全身疾患、歯数、歯周状態、口腔機能、栄養状態および身体機能を調査しました。これらのデータを元に分析を行ったところ、1秒当たりに発音できる「タ」「カ」の回数が多い(=舌がよく動く)と栄養状態が良好であり、栄養状態が良好だとフレイル状態の人が少ないことがわかりました。また、年齢が高いほど舌が動きにくく、栄養状態も悪く、フレイル状態の人が多いこともわかり、下図のようなモデルが成り立ちました。


この研究の成果から、舌の運動機能を維持することで、フレイルを予防できる可能性が示唆されました。これは介護予防にもつながり、健康長寿社会を目指す日本において、健康寿命を延伸する一助となる可能性もあります。


※フレイル

高齢期に生理的予備能が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、生活機能障害、要介護状態、死亡などの転帰に陥りやすい状態で、筋力の低下により動作の俊敏性が失われて転倒しやすくなるような身体的問題のみならず、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題を含む概念(日本老年医学会、2014)。


■詳細は以下の外部リンクをご覧ください。(岡山大学ホームページ)

https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20211026-2.pdf


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