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2020.10.07

自宅、施設などへの認知症デザインの導入を呼びかけ 国際アルツハイマー病協会が『世界アルツハイマー報告書2020』を出版

国際アルツハイマー協会(Alzheimer’s Disease International、以下ADI)は、世界各国にある認知症関連団体の連合組織。認知症の人や、その家族を支援する認知症関連団体が会員になっており、認知症に関する学会の開催、報告書の出版などを通じて世界的な関心を高めることを目的としています。


そのADIが2009年より毎年出版しているのが『世界アルツハイマー報告書』。これは認知症への理解を高めるために出版されており、今年は「デザインと建築現場」がテーマ。世界で初めて、各国の認知症デザインをまとめた報告書となりました。


この報告書では、「バリアフリーなどの身体障害者用のデザインに比べて、認知症の人のためのデザインのガイドラインや原則の適用は30年ほど遅れている」と指摘。身体障害者向けのデザインと同じように、認知症の人々が生活する場(自宅、介護施設、病院、公共施設)において、良い認知症デザインを導入することを世界各国に求めています。


また、日本の企業ではヘルスケア専門のコンサルティング・運営支援会社の株式会社メディヴァが「Japan: Experience of dementia design and education in Japan(日本:日本における認知症デザインとその学びからの知見)」という題名で寄稿。超高齢社会であり、世界でも認知症の人口が多い日本における認知症デザインの事例、デザインからの学びをテーマに報告。事例としては、サービス付き高齢者住宅への認知症デザイン導入や、福岡市「認知症の人にもやさしいデザイン手引き」作成の過程などを紹介しています。


『世界アルツハイマー報告書2020』は、こちらからダウンロードいただけます。

https://www.alz.co.uk/research/world-report-2020


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